2020年11月30日
JERAは2020年11月25日、蓄電システム向けデータプラットフォーム事業の実証実験を開始したと発表した。
今回の取り組みは、需要家が設置した蓄電池の運用データを基に、ユーザーニーズに合致したサービス提供を行うことを目的とする。JERAによると、ユーザーが蓄電池を設置する主な目的は、災害発生時などのバックアップであり、平時には余力がある。このため、蓄電池運用データの収集を通じて、ユーザー自らがエネルギーの最適利用を実現できる新たなサービスの提供を目指すという。
実証ではユーザーの蓄電池運用データの自動収集の検証に加え、収集したデータを用いたサービスの開発と、ユーザーによるサービス内容のレビューを実施。蓄電池の仕様を問わず、あらゆる蓄電池に対応できるデータ収集向けデバイス端末などを、蓄電システムメーカーなどと協力して開発する計画だ。
提供を目指す具体的なサービスとしては、ユーザーニーズが特に高い「電力の見える化」や「ピークシフト」など、エネルギーの最適利用を可能とするサービス開発を目指すとしている。なお、実証期間は2021年3月末までを予定している。
記事内容へ
2021.02.26
オムロン ソーシアルソリューションズが、2021年4月から太陽光発電用パワコンの定額貸出サービスを開始すると発表。低圧の野立てタイプの太陽光発電を対象とするサービスで、最新のパワコンを定額で提供することで発電効率の維持向…続きを読む
2021.02.25
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の連結子会社である三菱UFJ銀行(東京都千代田区)は2月19日、気候変動問題に向けた取り組みの一環として、自社電源の100%を再生可能エネルギーで調達するため、再エネへの出資…続きを読む
2021.02.24
エリーパワーは2021年2月22日、非常用電源に特化した産業用蓄電システム「Power Storager D20」の出荷を開始したと発表した。オフィスやビルの非常用電源向けモデルで、無瞬断UPSを搭載した他、機能を絞るこ…続きを読む