2017年4月6日
2016年4月に始まった電力小売り全面自由化から1年が経過した。小売電気事業者は約400者に達し、総需要に占める新電力のシェアは16年12月時点で8.7%と、16年4月時点と比べて3.5ポイント増加。調達面では日本卸電力取引所(JEPX)の取引量は、総需要に占める約定量のシェアが16年12月時点で3.4%となった。全面自由化2年目を迎え、取引量のさらなる拡大が見込まれるとともに、電力システム改革の仕上げに向けた検討も進みそうだ。
同月時点での新電力のシェアは特別高圧・高圧分野が11.8%、低圧分野が3.5%。特に低圧分野は、特別高圧・高圧分野の自由化開始時と比べ、急速に新電力のシェアが拡大した。一方、大手電力間の競争は低調な状況が続いている。
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