2018年7月30日
連日の猛暑の影響で熱中症で搬送される人などが相次ぐ中、九州電力は、冷房などを適切に利用してもらおうと、75歳以上のお年寄りがいる世帯の来月と9月の電気料金を10%割り引く料金体系を導入したと発表しました。
九州電力は23日、福岡市で会見を開き、連日の猛暑の影響で熱中症で搬送される人などが相次いでいることから、「熱中症予防プラン」と称した新たな料金体系を導入したことを明らかにしました。
具体的には2年契約などで一定の割り引きが受けられる「スマートファミリープラン」と呼ばれる料金体系で契約していて75歳以上のお年寄りがいる世帯の電気料金を10%割り引くということです。
電気料金が割り引かれるのは来月と9月の2か月間で、23日から電話での受け付けをはじめました。
会社側によりますと、熱中症予防を目的に電気料金を割り引くのはこれが初めてで、国内の電力会社の中でも初めてではないかということです。
九州電力エネルギーサービス事業統括本部の栗山嘉文副本部長は会見で、「猛暑が続く中で、迅速に対応したいと導入した。冷房や扇風機を積極的に使っていただき、熱中症を予防してもらいたい」と述べました。
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