2017年8月1日
JAG国際エナジーが北海道白老町に開発したメガソーラー(大規模太陽光発電所)「白老ソーラーウェイ」が完成した。同社は日本アジアグループのグループ企業で、再生可能エネルギー発電施設開発を手掛ける。8月2日に完工式を開いた。発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づいて全量を北海道電力に売電する。
白老ソーラーウェイは民間が所有する遊休地を活用して造った。約2万4000m2の面積があり、出力は約1.3MW(1300kW)だ。太陽電池パネルは、中国本社のインリー・グリーンエナジージャパンの製品を採用した。年間で、152万6829kWhの発電電力量を予想する。これは一般家庭約420世帯の年間電力消費量に相当する。
JAG国際エナジーが土地所有者から土地を借りて使用料を支払い、売電による収入を得る枠組みとなる。売電は8月1日に始めた。日本アジアグループは固定価格買い取り制度を受け、蓄積した技術とノウハウを生かして地域に合った太陽光発電所を開発している。白老ソーラーウェイでも施設を使った地域づくりを進める。
日本アジアグループではJAG国際エナジーや、社会インフラ整備・運用コンサルティングの国際航業がメガソーラーの開発を展開している。太陽光発電所は白老ソーラーウェイを含めて全国で60カ所近くにあり、総出力は約10万500kW(105MW)になった。今後も拡大するとともに、バイオマス、小水力や風力発電も推進する。
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