2021年3月4日
ネクストエナジー・アンド・リソースは2021年3月2日、新たに産業向け蓄電システムを開発し、同年5月12日から販売を開始すると発表した。工場や商業施設などにおける太陽光発電の自家消費に最適なモデルだという。
新製品の名称は「REVOLZA(レボルザ)」。リン酸鉄を採用するリチウムイオン電池で、1台当たりの蓄電容量は154kWh、定格出力は50kVA、外形寸法は幅2300×高2400×奥行1000mm、重量3.5トンとなっている。最大6台までの連結が可能だ。
同社が開発した蓄電池コントローラーを利用することで、既設の太陽光発電用パワーコンディショナーとの強調制御が可能になり、システム全体の設計をシンプルにできるのが特徴だという。ピークカットやピークシフトなどの運転制御機能も搭載する。
価格面でも競争力があるとしており、同社によると「競合製品となる蓄電池と比較し、kWh当たりで3~5割程度価格を下げられる見込み」とした。同社では5月の発売から1年で、年間400台の販売を目指すとしている。
記事内容へ
2021.04.12
経済産業省 資源エネルギーは、FIT制度において認定事業者に義務付けられている発電設備への標識や柵塀などの設置について、改めて注意喚起を行た。「依然として設置義務を順守していない事業者が多数存在しており、標識・柵塀などが…続きを読む
2021.04.09
ヤンマーホールディングスおよびグループ会社のヤンマーパワーテクノロジーは、舶用水素燃料電池システムの実証試験を開始。トヨタ自動車「MIRAI」の燃料電池ユニットを搭載した船舶で、2025年の実用化に向け性能検証を進める。…続きを読む
2021.04.08
オムロン ソーシアルソリューションズ(OSS)は2021年4月から、ビルや商業施設などにおける太陽光発電の自家消費システムに向けた一体型保護継電器「K2ZC-K2RV-NPC」の販売を開始した。自家消費システム導入の低コ…続きを読む