2019年8月4日
次世代エネルギー業界の発展のための調査研究及び広報活動等を行う「タイナビ総研」を運営する株式会社グッドフェローズ(本社:東京都品川区、代表取締役:長尾 泰広)は、住宅用太陽光発電を設置している全国の「タイナビシリーズ」ユーザー332名を対象に「太陽光発電と将来的なFIT(固定価格買取制度)終了に関するアンケート調査」を実施しました。アンケート調査の回答者のうちFITを利用して太陽光発電を設置した人に「FITを利用して太陽光発電を設置してよかったと思いますか」と質問したところ、90.7%が「はい」と回答しました。
■調査概要 :太陽光発電と将来的なFIT終了に関するアンケート調査
■有効回答 :住宅用太陽光発電を設置している全国のタイナビシリーズユーザー332名
■調査方法 :インターネットによるアンケート調査
■見積期間 : 2019年7月3日~2019年7月9日
■タイナビ総研: https://www.tainavi-soken.com/
※ここでの「タイナビシリーズ」とは、住宅用太陽光発電一括見積りサイト「タイナビ」および蓄電池一括見積もりサイト「タイナビ蓄電池」を指します。
(1)自家消費への移行に対し4分の3が賛成と回答!75%が蓄電池の導入に興味あり。
2019年6月、一部メディアより経済産業省が固定価格買取制度(以下、FIT)の一部に関して終了も含めた法改正を検討しているという報道が流れました。実際には経済産業省による公式の発表はございませんが、一部報道によると、一般住宅用ではなく大規模な太陽光発電に対するFIT制度の法改正を検討しているとのことです。これを踏まえ、タイナビ総研では将来的に住宅用に対するFIT制度が終了した場合に備えて、住宅用太陽光発電を設置している全国のタイナビシリーズユーザーに対しアンケート調査を実施しました。
アンケート回答者に、「FIT終了によって太陽光発電で自家消費をする家庭が増えることに賛成しますか」と質問したところ、75.6%が「はい」と回答しました。「はい」と回答した人に理由を聞くと、「作った電気を効率よく使用し、出費が抑えられるから(静岡県/40代男性)」「安く買い取られるより自家消費した方がいいから(岡山県/50代男性)」など、経済的メリットから自家消費に賛成する人が多いようでした。また、「エネルギー問題解決の一手段になりえると思うから(茨城県/50代男性)」「エネルギーの自給率向上は環境にも良いから(富山県/50代男性)」など、環境を配慮したエコの観点から賛成している人もいました。その一方で、蓄電池と太陽光発電の互換性に関して、「何処のメーカーでも互換性があり、壊れてもどこのメーカーでもすぐに使える様に接続方法を共有化するとユーザーが使い易くなるのではないか(佐賀県/60代以上男性)」という意見もありました。
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