2021年1月8日
低炭素投資促進機構は2020年12月25日、固定価格買取制度(FIT)による太陽光発電の第7回入札の結果を公表した。非公表で実施した上限価格は、前回の12.00円/kWhから0.50円低い11.50円/kWhだった。
250kW以上の高圧・特別高圧連系案件となる太陽光発電は、FITに基づく買取価格を入札制度で決める仕組みとなっている。今回は83件、約69.4MWの落札があり、最低落札価格は10.48円/kWhだった。一方の最高落札価格は上限価格と同じ11.50円/kWh、加重平均落札価格は11.20円/kWhとなっている。
第7回入札の募集容量は750MWだったが、全体の入札は92件、合計出力ベースでは78.653MWで、大幅に募集容量を下回る結果となった。
なお、前回の入札では同じ募集容量750MWに対し、合計254件、合計出力ベースで368.4MWの落札があった。最低落札価格は10.00円/kWh、最高落札価格は12.00円/kWh、加重平均落札価格は11.48円/kWhだった。最低落札価格は第7回入札のほうが高く、近年続いていた入札価格低下の動きは停滞傾向にあるようだ。
記事内容へ
2021.02.26
オムロン ソーシアルソリューションズが、2021年4月から太陽光発電用パワコンの定額貸出サービスを開始すると発表。低圧の野立てタイプの太陽光発電を対象とするサービスで、最新のパワコンを定額で提供することで発電効率の維持向…続きを読む
2021.02.25
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の連結子会社である三菱UFJ銀行(東京都千代田区)は2月19日、気候変動問題に向けた取り組みの一環として、自社電源の100%を再生可能エネルギーで調達するため、再エネへの出資…続きを読む
2021.02.24
エリーパワーは2021年2月22日、非常用電源に特化した産業用蓄電システム「Power Storager D20」の出荷を開始したと発表した。オフィスやビルの非常用電源向けモデルで、無瞬断UPSを搭載した他、機能を絞るこ…続きを読む