2020年6月30日
米国の太陽光発電開発会社Sonnedixの日本法人であるソネディックス・ジャパン(東京都港区)は、岩手県宮古市および山田町に出力32.9MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「岩手宮古メガソーラー発電所」を建設し、6月3日から操業運転を開始した。
Sonnedixグループの投資を受けて開発し、プロジェクトファイナンスで融資を受けた。初年度の発電量は3万9500MWhの見込み。一般家庭約1万3200世帯分の電力供給と、年間約1万9200tの二酸化炭素排出量削減効果に相当するという。
韓国ハンファQセルズ製の太陽光パネル(340W/枚)と、中国ファーウェイ製パワーコンディショナー(PCS・33kW/台)を採用した。施工は大和ハウス工業が担当した。発電した電力は、FIT(固定価格買取制度)を通じて東北電力に売電する。
ソネディックス・ジャパンとして、国内で今年操業を開始した2番目のメガソーラーとなる。同発電所の稼働により、日本国内における稼働済み案件は合計133MWになった。また、建設中および開発中の案件は合計380MWで、今年後半に83MWが稼働する予定。
記事内容へ
2021.04.12
経済産業省 資源エネルギーは、FIT制度において認定事業者に義務付けられている発電設備への標識や柵塀などの設置について、改めて注意喚起を行た。「依然として設置義務を順守していない事業者が多数存在しており、標識・柵塀などが…続きを読む
2021.04.09
ヤンマーホールディングスおよびグループ会社のヤンマーパワーテクノロジーは、舶用水素燃料電池システムの実証試験を開始。トヨタ自動車「MIRAI」の燃料電池ユニットを搭載した船舶で、2025年の実用化に向け性能検証を進める。…続きを読む
2021.04.08
オムロン ソーシアルソリューションズ(OSS)は2021年4月から、ビルや商業施設などにおける太陽光発電の自家消費システムに向けた一体型保護継電器「K2ZC-K2RV-NPC」の販売を開始した。自家消費システム導入の低コ…続きを読む