2020年5月9日
イギリスのテレグラフ紙によると、自動車メーカーのテスラが、イギリスで電力事業を始めるための申請をしました。
専門家は、電気自動車会社がイギリスで電力生産用のライセンス申請をしたことは、国のエネルギー事業の状況を揺るがす事態になり得ると予測しています。
業界筋によると、テスラは近年目覚ましい勢いでバッテリービジネスを構築し、その技術を以ってイギリス市場に乗り込もうとしています。
テスラはオーストラリアで3万世帯に電気を供給できる、世界最大のリチウムイオン蓄電施設を作り、豪電力市場で大成功を収めました。
専門家は化石燃料の使用が徐々に少なくなるにつれ、電力需要をコントロールするために将来は大型バッテリーが必要になると予測しています。
ライセンスを申請したもう1つの理由は、Autobidderプラットフォームの導入のためかもしれません。Autobidderは再生可能エネルギーの売買を仲介するプラットフォームとなります。
さらにテスラは電力サプライヤーである Octopus Energy とも連携を取り、電気自動車オーナー専用の料金プランを提供していきます。
InvestecのMartin Young氏は、「もしあなたが電気自動車を生産しているならば、電気料金プランを提供するのにも意欲が湧くことでしょう」とコメントしています。
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