2017年3月26日
▽…国家や都市、離島など離れた地域の間で大量の電気を送るためのインフラ。特に大規模太陽光発電所(メガソーラー)や風力発電所など、再生可能エネルギーで発電した電気を安定供給するために欠かせない。大量の電気を安全に送るケーブルや電気を調整する変電機器、送電網の監視や制御をする通信機器などで構成する。
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▽…欧州では、海の上に風車を並べる洋上風力発電所が増えている。民間調査会社の富士経済(東京・中央)は風力発電システムの世界市場が2030年に16年見込み比6割増の9兆7200億円に増えると予測する。けん引役の洋上風力は20年以降、中国などでも市場が立ち上がる。海底などの大規模送電網に使う大型電力ケーブルの市場は今後5年間で2兆5000億円程度増える見通しだ。
▽…一方、東南アジアなど新興国では電力供給が安定しない地域に電気を融通するための送電網の整備が欠かせない。重電大手や通信など業界を超えた参入が進む。
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