2019年8月3日
TOKAIホールディングス傘下で、LPガスや宅配水などを手がけるTOKAI(静岡市)は、水や電気の完全自給自足を実現した「OTSハウス」の販売を始めた。災害時の停電や断水に強い住宅と位置づける。当面は静岡県など同グループの営業エリアを中心に提供し、順次広域での展開を目指す。
静岡県島田市に建てたコンセプトハウスで実験を重ねてきた
雨水を集めてタンクに貯水し、浄水システムによって生活水を生み出す。生活排水の一部を浄化して循環利用することで、一般家庭よりも生活排水を40%削減する。電気は大容量の太陽光発電パネルと大型蓄電池を備える。より多くパネルを設置できるよう建物のデザインにもこだわった。
OTSハウスは2017年に静岡県島田市にコンセプトハウスを建設。およそ2年間の実証実験を経て、設備の最適化や住みやすさを検討してきた。規格住宅と住宅メーカー向け設備としての2方面で販売する。規格住宅では完全自給自足タイプ(税抜き4340万円)のほか、災害時に7日間自立できるタイプなどを用意する。
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