九電工は10日、インドネシア・スンバ島で、太陽光発電所(出力約400キロ・ワット)と蓄電池を組み合わせた実証施設の運転を今月下旬に始めると発表した。太陽光発電は出力の変動が大きいことから、電気をためたり放出したりすることができる蓄電池を介して安定的に供給する仕組みだ。

 日本の環境省の補助を受けて行うインドネシア政府との共同事業で、実証期間は2019年2月まで。九電工は技術を開発済みで、今回は、遠隔操作や故障の検知機能の充実を図りながら、現地の実情に応じた運営手法の確立を目指す。

 インドネシアには、発電設備や送電線が独立した離島が多く、重油によるディーゼル発電などで電力を賄っている。九電工は実証の成果を同国での再生可能エネルギーの普及につなげたい考えだ。