2019年6月6日
九州電力は6日、固定価格買い取り制度(FIT)期間を終えた家庭用太陽光発電の余剰電力について、1キロワット時あたり7円(消費税込み)で買い取ると発表した。現在同26円で買い取っているFITは11月から順次期限が切れる見通し。余剰電力を一時預かったとみなし、月額料金から差し引くサービスも用意し「卒FIT」太陽光の有効活用を図る。
卒FITの買い取り価格は既に東北電力が1キロワット時あたり9円、関西電力と中部電力が同8円、中国電力が同7.15円、四国電力が同7円としている。発表済みの大手電力では四国電と並んで最安だ。九電は「今後の電源構成や卸電力市場の価格などを踏まえて判断した」としている。
九電の家庭用FIT契約は2月末時点で37万件、170万キロワットだった。うち2019年度中に10万件、40万キロワットが期限切れを迎える予定だ。
買い取りに加え、昼間に余った電力を夜間に使用したとみなし、電力料金から割り引く「お預かりプラン」も用意する。20年4月の開始を予定しており、詳細は今後詰める。自家消費を増やしたいと望む家庭に対しては蓄電池や省エネ型電気給湯器「エコキュート」の設置会社を紹介する。
また、売電契約を継続する家庭に対しては九電が開発したAIスピーカー「キューン」を初期費用無料で利用できるようにする。
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