2017年9月11日
電力大手と新電力の計42社で構成する電気事業低炭素社会協議会は11日、2016年度の二酸化炭素(CO2)排出量(速報値)が前期比2.4%減の4億3100万トンだったと発表した。原子力発電所の再稼働が進み火力発電の利用が減ったことや、太陽光発電などの再生可能エネルギーの導入が増えたことが影響した。
電力大手など協議会の会員事業者42社の実績をまとめた。1キロワット時あたりのCO2排出量も、前期比2.8%減の0.51キログラムだった。
16年8月に四国電力の伊方原子力発電所3号機(愛媛県伊方町)が再稼働したことから、原子力での発電量は153億キロワット時と前期比で2.3倍だった。一方で火力は7013億キロワット時で前年比で3.1%減少した。
日本の1キロワット時あたりCO2排出量は、東日本大震災直前の10年には0.4キログラム程度だったが、震災後に高止まりしていた。同協議会は30年度には1キロワット時あたりのCO2排出量を0.37キログラムにする目標を立てている
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