HOMEに戻るコンサルタント料金についてコンサルタントまでの流れ会社案内代表プロフィール

電力ガス自由化 消費者への恩恵が物足りない

2018年4月8日

 市場の自由化は、幅広い消費者に恩恵をもたらすものでなければならない。業界の枠を超えて、新事業の開拓やサービス拡充に一段と取り組んでもらいたい。

 2年前の電力小売りの全面自由化に加え、ガス市場も自由化されてから1年が経過した。

 電力の家庭向け小売りへの新規参入業者は約300社に上る。ガスは20社近くに達した。競争が促進された結果、新規参入業者の電気料金は、従来の一般的な料金に比べて平均5%程度下がった。

 電気とガスの割安なセット販売が登場し、都市ガス地域を中心に消費者の選択肢が増えている。

 関西電力と東京ガス、中部電力と大阪ガスなど異業種の協業も活発化している。

 「地域独占」など経営環境に恵まれてきた電力・ガス大手が相互参入し、エリアをまたぐ競争を始めたことは評価できる。

 物足りないのは、自由化による値下げ効果が都市部に偏っていることだ。需要が大きい首都圏などに殺到し、限られたパイを奪い合うだけでは、新市場創出による長期的な業容拡大は見込めない。

 地方にも自由化の恩恵を広げるには、中小の新規参入業者が存在感を高めることが欠かせない。

 再生可能エネルギーで地方の電力を賄う分散電源ビジネスなどは、地域振興にも役立とう。

 地方に多いプロパンガス(LPガス)会社と電力の新規参入業者が組んで、ガスと電気の割安な料金プランを提示するといった事業モデルの拡大にも期待したい。

 新規参入業者を育成するためには、政府の政策支援も大切だ。

 自前の電源を持たず、電力大手や市場から電力を調達する新規参入業者は、コスト面で不利な立場に置かれることが少なくない。

 政府が、原子力発電の再稼働を円滑に進め、多様な業者が安価な電力を調達しやすくする仕組みを作ることが重要となろう。

 再生エネは、送電網の空き容量不足から新規参入が阻まれるケースも多い。政府が、送電網の運用柔軟化を電力大手に促し、再生エネ導入を進めてほしい。

 長年、参入規制に守られてきた電力・ガス大手は、積極的な新事業の開拓とは無縁だった。

 東京電力は、自治体が手掛ける水道事業への参入を検討している。水素エネルギーの活用なども有望分野ではないか。

 新事業が育てば、電気・ガスの値下げ余地も生まれる。収益源の多角化を加速したい。

 

記事内容へ

 


 

 

 

 

 

 

 

成功コンサルタントは九州エリア(福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・鹿児島県・宮崎県)対応

太陽光発電、オール電化、蓄電池の訪問販売ビジネス専門コンサルティング。株式会社 成功コンサルタント

成功に向けてのお問合せは、0120-946-581.営業時間10時~19時 ※日曜除く メールお問合せ

HOMEに戻るコンサルタント料金についてコンサルタントまでの流れ会社案内代表プロフィール

 

 

業界最新ニュース!
太陽光発電・蓄電池・オール電化などの新着情報をお届けします。

 

⇒ 全て見る

 

 

ページのトップへ戻る