2018年10月29日
経済産業省資源エネルギー庁は10月25日、住宅用太陽光発電設備の固定価格買取制度(FIT)での買取期間満了者に向けて、買取期間満了後の選択肢や今後のスケジュールなどの情報を提供するため、ポータルサイトを開設したと発表した。
当初2009年11月から開始された余剰電力買取制度の適用を受けた住宅用太陽光発電設備は、丸10年が経過する来年の11月以降順次、FITによる買取期間が満了を迎えることとなる。
その一方で住宅用太陽光発電設備は、買取期間が終了しても自立的な電源として発電する役割への期待があることから、太陽光発電設備を設置する家庭にとっては自家消費型のライフスタイルへの転換を図る転機となり、事業者にも新たなビジネスチャンスとなる。
このため政府は、こうした取組を後押しするべく、買取期間満了後の選択肢や今後の対応について、幅広く周知をする目的から今回、ポータルサイトを開設したとしている。
ポータルサイトでは、住宅用太陽光発電設備を設置している家庭に対しては、買取期間満了後の選択肢や余剰電力の買取を希望する事業者情報の提供、小売電気事業者等による買取メニューの公表スケジュール、トラブル回避の注意喚起等を提供する。
また、小売電気事業者などの事業者に対しては、余剰電力の買取を希望する事業者として本ポータルサイトに登録する方法(登録希望事業者募集中)、買取期間満了を迎える世帯の地域別の概数などを提供するとしている。
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