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蓄電・発電機器: 発電効率52%、京セラが3kWのSOFC燃料電池システム

2017年6月17日

京セラは2017年6月15日、業務用固体酸化物形燃料電池(SOFC)システムを開発し、同年7月から受注を開始すると発表した。同製品は都市ガスやLPガスなどを燃料として、エンジンやタービン、燃料電池などの方式により発電し、その際に生じる排熱も同時に回収する熱電供給システム(コージェネレーション型)となっている。

発電出力は3kW、発電効率は業界最高とする52%。排熱利用も含めた総合効率は90%という。サイズは1150×675×1690mm、重さは375kgである。燃料は都市ガス(13A)だ。

高い省エネ性を実現できた要因として、同社は「家庭用燃料電池『エネファームtype S』向けに量産している小型で高効率、高耐久のセルスタック(700W)を4個搭載し、発電時に発生する高温排熱を効率的に利用できる機器設計とした」とコメントする。

1985年からSOFCの研究開発を開始

燃料電池システムは、都市ガスやLPガスなどを改質して取り出した水素と、空気中の酸素を化学反応させ、電気と熱(お湯)を作り出す発電システムである。心臓部のセルに用いる電解質の種類によってタイプが異なる。電解質にセラミックスを用いるSOFCシステムは、作動時に発生する排熱を都市ガスの改質に利用できることから、発電効率が高いのが特長だ。しかし、これまでは耐久性との両立が課題だったとする。

京セラは1985年にSOFCの研究開発を開始し、独自のセラミック技術を用いてセルとセルスタックの開発を進めてきた。2011年には、エネファームtype S向けセルスタックの量産を開始。2016年4月には、前述した新型セルスタックを開発している。

 

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