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英国初、補助金なしで蓄電池併設の10MWメガソーラーが稼働

2017年9月29日

英国の再生可能エネルギー開発事業者であるアネスコ(Anesco)社は9月26日、ベッドフォードシャー(Bedfordshire)のフリットウィック(Flitwick)近くに建設したメガソーラー(大規模太陽光発電所)、「クレイヒル太陽光発電所(Clayhill solar farm)」が運転を開始したと発表した。フリットウィックはロンドンの北、約70kmに位置する。

英国で初めて補助金なしで建設した10MWのメガソーラー「Clayhill solar farm」
(出所:Anesco)

同メガソーラーは出力が10MWで、5つのユニットからなる出力6MWの定置型蓄電池を併設している。一般的な家庭で約2500軒分の電力を賄うことができ、4452tの温室効果ガス排出量の抑制に寄与する。

アネスコ社によると、クレイヒルは政府の補助金を一切使用していない、英国で初めてのメガソーラーという。

太陽光パネルと蓄電池ユニット5個は中国BYD製、パワーコンディショナー(PCS)は中国Huawai製を採用した。PCSは直流入力1500V仕様で、欧州では同メガソーラーが初めてとしている。

アネスコ社のSteve Shine 常任会長は、「クレイヒルのプロジェクトは、補助金を廃止するという政府の決定が太陽光発電ビジネスを終焉させることにはならず、事業として成り立つことを証明した。プロジェクトの各段階、具体的には、設計や技術仕様、最新技術の採用やコストなどさまざまな要素を見直し、サプライチェーンのパートナーと密接に協力することで低コスト化を実現した」と述べている。

蓄電池ユニットも含めメガソーラーの計画は、2015年にベッドフォードの市議会による認可が得られ、12週間で建設工事が完了した。

クレイヒルの開所式に出席したクレア・ペリー(Claire Perry)気候変動・産業大臣は、「太陽光パネルと蓄電池のコストは、ここ2~3年で劇的に低下しており、補助金なしで初めて開発されたクレイヒルプロジェクトは、英国のクリーンエネルギーにとって大きな節目だ。2010年以降に設置された太陽光発電システムの設備容量は既に、270万軒分の電力を供給している。英政府は『クリーン成長戦略』に沿って、今後も低炭素経済への移行を引き続き主導していく」と今後の展開への期待感を表明している。

 

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