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福島第1原発と東芝 6年後の混迷 [有料会員限定]

2017年3月13日

東京電力・福島第1原子力発電所の事故から6年が過ぎた。ここへきて原子力をめぐる状況は新たな局面を迎えている。それは新たな混迷といえるかもしれない。福島第1原発の廃炉作業の前には建物内の高濃度汚染の壁が立ちふさがっていることが明らかになった。東芝の原子力事業の挫折が世界の原子力産業地図を塗り替える可能性がみえてきた。

■コンクリート壁隔てた外側でも高い放射線量

東京電力と技術研究組合・国際廃炉研究開発機構(IRID)は2月、福島第1原発の2号機の格納容器内にロボットを投入、溶け落ちた燃料の目視に挑んだ。ロボットのクローラー(履帯)に異物が挟まり制御が難しくなったため、途中で引き返し、溶融燃料(デブリ)があるとみられる圧力容器(原子炉本体)の真下をのぞきこむことはできなかったが、最初の挑戦としてそれなりの成果を上げたといえるだろう。

東京電力・福島第1原子力発電所の事故から6年が過ぎた。ここへきて原子力をめぐる状況は新たな局面を迎えている。それは新たな混迷といえるかもしれない。福島第1原発の廃炉作業の前には建物内の高濃度汚染の壁が立ちふさがっていることが明らかになった。東芝の原子力事業の挫折が世界の原子力産業地図を塗り替える可能性がみえてきた。

 

福島第1原発2号機の圧力容器下で見つかった穴。溶融燃料が落ちた可能性がある(東京電力提供)
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福島第1原発2号機の圧力容器下で見つかった穴。溶融燃料が落ちた可能性がある(東京電力提供)
この作業の過程で格納容器内の放射線量が非常に高いことが改めて確認された。ロボットによる実測で毎時210シーベルト。人間が数シーベルト以上を浴びれば急性障害による死を免れるのは難しいとされる。格納容器内は人間が足を踏み入れることなど思いも寄らない場所になっていた。
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測定場所は、デブリがあると推定される格納容器底部とはコンクリート壁を隔てた外側だ。そこでもこれほど高い理由のひとつは核分裂生成物(フィッション・プロダクツ=FP)による汚染のせいだ。FPとは核分裂反応で生ずる様々な放射性物質の総称だ。代表的な物質がセシウム137である。セシウムなどは炉心溶融時の高温で蒸発し気体となって圧力容器の外に漏れ出た。その後冷えて凝結、いたるところにこびりついていると考えられる。

東京電力などは当然、どれくらいの量のFPが発生しどこにあるのかを専用のコンピューターシミュレーション(解析コード)を使って推測したうえで調査に挑む作戦を練ってきたに違いない。

■内部の状況、従来の解析手法では予測が困難

ただ現在使われている解析コードは「(1979年に起きた)米スリーマイル島原発事故の経験をもとに作成されたものだ」とエネルギー総合工学研究所原子力工学センターの内藤正則・副センター長は指摘する。内藤氏は事故進展について調べてきた専門家の一人だ。

原子炉の冷却には不純物を含まない純水を使うのが普通だ。福島では緊急措置として海水を消防ポンプ車などで注入した。海水には塩分をはじめさまざまな物質が含まれる。これらが溶融核燃料と出合い、放射能を帯びたり化学反応を起こしたりして、従来の手法では予測できない種類や量のFPとなった可能性がある。

 

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