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福岡県久留米市、既存庁舎改修でZEB化 蓄電池等の防災機能も

2020年2月22日

久留米市環境部庁舎

備前グリーンエネルギー(岡山県備前市)は2月14日、福岡県久留米市の「環境部庁舎ZEB化改修工事設計等業務」の公募型プロポーザルで同社が選定されたと発表した。既存建物の改修によるZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)化とともに防災機能も追加するもので、同社によると日本初の取組み。

庁舎は公共の業務を行う建物である一方で、非常時には地域の防災拠点の一つとして稼働させるため、平時と非常時で異なる対応を検討する必要がある。同社が過去に関わった既存建物へのZEB Ready、Nearl ZEBの知見を用い、防災機能が加わったZEBを今回の改修で実現する。

ZEB設計の概要

太陽光発電の最適設計

太陽光を効率的に稼働させるため、建物の影の影響を考慮しながら最大限の太陽光パネルを配置する一方で、建物にかかる荷重を極力減らすために軽量な太陽光設備の導入を計画する。

最適な蓄電池システムの設計

発電量・電気需要量予測技術とBEMS(ビルエネルギーマネジメントシステム)を連携し、蓄電量の最適制御を図る。

使い勝手や快適性を高めた設備設計

照明は、照度設計に配慮し人感センサと組み合わせることで、最適な明るさを自動で選択する無線調光システムの導入を検討する。さらに真空ペアガラスを導入し断熱性能を高め、高効率空調と全熱交換換気システムを連動させることで、高い省エネ性を実現する。

BEMSを導入し、そのデータを分析することで『ZEB』に導入された設備の最適運用を図る。

防災対策

非常時の最適な設備稼働設計

停電時に太陽光発電や蓄電池から照明や空調に電力を供給し、停電が1日以上続いた場合でも施設が稼働できる設計とする。

確実な耐震施工を行うための設計

設備の設置にあたり、耐震クラスSの施工が確実に実施されるようにする。

 

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