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玄海3号機が再稼働 7年3カ月ぶり、全国では7基目 九電本店前では抗議活動も

2018年3月25日

再稼働した九州電力玄海原発3号機(中央右)。左は4号機=17日、佐賀県玄海町(本社ヘリから)

再稼働した九州電力玄海原発3号機(中央右)。

左は4号機=17日、佐賀県玄海町(本社ヘリから)

九州電力は23日午前、玄海原発3号機(佐賀県玄海町、出力118万キロワット)を再稼働させた。玄海3号機の稼働は定期検査で運転を停止した2010年12月以来、約7年3カ月ぶり。東京電力福島第1原発事故を踏まえた新規制基準の施行後、九電の原発再稼働は川内1、2号機に次いで3基目。全国では7基目となる。

玄海原発内の中央制御室で午前11時、「起動操作を開始します」と放送が流れ、運転員が原子炉内の核分裂を抑える制御棒を遠隔操作で引き抜いて原子炉を起動させた。早ければ23日夜にも核分裂反応が安定的に続く臨界に達する見込み。25日に発電と送電を始め、徐々に出力を上げて4月下旬に営業運転に入る予定。

九電の瓜生道明社長は原子炉起動後、「引き続き国の検査に真摯(しんし)に取り組むとともに、工程にとらわれることなく安全確保を最優先に慎重に進めてまいります」とのコメントを発表した。玄海原発や九電本店前ではこの日、再稼働に対する抗議活動もあった。

玄海3号機はプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を使うプルサーマル発電を行う。装填(そうてん)されている燃料193体のうち32体がMOX燃料。

原発の事故時に備えた避難計画策定が必要となる周辺30キロ圏には長崎、福岡を含む3県の8市町があり、このうち4市が避難計画の実効性に問題があるなどとして再稼働に反対を表明している。

=2018/03/23付 西日本新聞夕刊=

 

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