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日本の太陽光導入量を2050年までに300GWへ、JPEAが新ビジョンを公開

2020年5月24日

太陽光発電協会(JPEA)は2020年5月、2050年までの国内における太陽光発電の導入目標を掲げる長期ビジョン「PV OUTLOOK 2050」の最新版を公開した。パリ協定における温暖化対策の長期目標達成などに向け、2050年までに日本の電力需要の約30%を太陽光発電で賄う必要があるとし、これまでよりさらに高い導入目標を設定している。

JPEAが2017年に公開した「PV OUTLOOK 2050」では、2050年における太陽光発電の導入量は200GW(連系出力ベース)を目標としていた。これは日本政府が掲げる「2050年までにCO2排出量を80%削減」という環境目標達成への貢献を目指したものだ。

ただ、今回発表した最新版では、従来の200GWという導入目標を「政府⽬標の80%削減には不足であった」とし、連系出力ベースで300GW、太陽光パネル出力ベースで420GWに引き上げた。この300GWとは、複数の導入シナリオのうち、社会の電化などが進み、政府の「80%削減目標」の実現に近づけた導入量最大化ケースを想定した数値である。

想定する300GWの導入場所は、住宅、非住宅建物、工業団地等の需要地への設置が147GW、残りの153GWが非需要地と想定している。

2050年における300GWの導入場所の試算 出典:JPEA

なお、300GWの導入が実現した場合の3050年の電源構成は、太陽光31%、風力15%、水力10%、その他再エネ7%、原子力11%、火力25%と試算。これは蓄電池の導入量が広く進んだシナリオでの想定値である。

 

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