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岩手・一関市で農業・太陽光発電同時に 東北銀融資

2017年12月22日

岩手県一関市で農業と太陽光発電を同時に行う営農型発電(ソーラーシェアリング)が動き出した。再生可能エネルギー開発のリニューアブル・ジャパン(東京・港)などが事業主体となり、東北銀行がプロジェクトファイナンス(事業融資)を実行した。2カ所の太陽光発電の出力は計5300キロワットで、ソーラーシェアリングでは国内最大級という。2018年6月にも稼働する。

総事業費は約20億円。東北銀が約8割を融資し、リニューアブル・ジャパンと東急不動産、ベンチャーキャピタルの日本アジア投資の3社が残りを出す。

計画によると、発電所は市内2カ所の農地計約11.6ヘクタールに大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設する。1カ所は18年6月、もう1カ所は同年10月にそれぞれ稼働予定。2カ所合わせた年間発電量は一般家庭約1270世帯に相当する約607万キロワット時を想定する。

太陽光パネルを地上3.5メートル以上に設置することで、パネルの下でトラクターなどの農業機械を使用できる。藤沢農業振興公社などが小麦や大麦の有機栽培、減農薬栽培に取り組む。発電所稼働後は売電収入の一部が20年間にわたり営農支援として同公社に支払われる。

東北銀は「農地を生かしながらの発電事業で農家の所得向上につながる。今後も積極的に取り組んでいきたい」としている。

 

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