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太陽光発電所のトラブル対策(7): 発電ロスが生じる要因 (2/2)

2017年4月12日

発電ロスの確認とその改善方法

改善にはまず、現状の把握が必須だ。発電ロスの確認には遠遮光、近遮光を把握した上で、単線結線図により影のかかる部位を確認する。

以降は費用対効果による判断となるが、さまざまな対応が可能な場合も多い。遮光物の除去やアレイ角の変更、移設を検討するのが良いだろう。また、遮光損失によりセントラルインバーター全体の効率を下げているアレイに対して、ストリングパワーコンディショナに変更することが有効な場合もある。ストリングごとにMPPTを備えているものに変更すれば、状況によっては有効な損失低減の手段となる。これについては発電量予測シミュレーションにより正確な損失金額を把握することで、事業主にとって上記案の導入可否が判断できる。

遮光による損失を受けた発電所について、必ずしもその全てが解決できるとは限らないが、損失の低減などにより長期的な収益を伸ばすことが可能なケースは存在する。

今後、中古案件市場が活発化する際に、現状設備の是正により価値が上がる可能性があることを、売る側、買う側は覚えておいて損はないだろう。

 

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