2017年2月26日
パナソニックは2月20日、太陽光発電とLiイオン蓄電システムを連携させた住宅向け「創蓄連携システム」の新モデルを公表した。サイズを従来比で3分の1にコンパクト化し、施工性を高めた。4月5日から受注開始する。
「パワーステーションS」および「リチウムイオン蓄電池ユニット」で、希望小売価格(税別、工事費別)は、パワーステーションSが65万円、リチウムイオン蓄電池ユニットが104万円。
太陽光発電とリチウムイオン蓄電池の直交変換制御に必要なパワーコンディショナー(PCS)を一体化した。太陽光発電から蓄電池へ充電する際、直流のままなので、いったん交流に変換するシステムに比べ、直交変換に伴うロスを減らせる。
また、遠隔出力制御時や停電による自立運転時なども、余剰分を効率的に蓄電池に蓄えられるという。
パワーステーションSの定格出力2kWで、停電時に炊飯器や電気ケトルを使用できる。コンパクト化により壁掛け型を実現し、設置の自由度が向上した。全端子速結端子と無線LANを標準搭載したことで施工性が増し、リフォーム住宅にも導入しやすいという。また、将来の遠隔制御を見据えて、HEMS(住宅エネルギー管理システム)との連携や外部システムとのネットワーク連携などの機能も搭載した。
記事内容へ
2019.02.23
経済産業省は21日、全国の送配電網の強化を検討する有識者委員会の初会合を開いた。昨年起きた北海道の地震などを踏まえ、災害時の大規模停電の回避や、太陽光や風力といった再生可能エネルギーの普及に向け、地域間の電線の増強などを…続きを読む
2019.02.22
燃料電池車によるV2B実証こちらをクリックすると拡大します 竹中工務店(大阪府大阪市)は、クラウド上のエネルギーマネジメントシステムを活用し、水素を充填した燃料電池車(FCV)から建物に電力を送るV2B「Vehicle …続きを読む
2019.02.21
三菱電機は2019年1月29日、自社のAI(人工知能)技術「Maisart(マイサート)」を使い、スマートメーターで計測した住宅全体の電力使用量から、家電ごとの電力使用量を高精度で推定する「家電ごとの電気の使い方見える化…続きを読む