2017年3月17日
80%もの住宅で太陽光パネル設置が適しているのであれば、一般家庭向けの電力会社が必要なのか見直されてもおかしくない。今後太陽光パネルの効率が高まれば、国内でも電気の地産地消が進むかもしれない。
by Michael Reilly2017.03.17
自宅の屋根に太陽光発電パネルを設置しようか考えて、投資価値があるのかわからなくなったことがあるだろうか。もしそういう経験があるなら、グーグルのツールがいい判断材料になるかもしれない。
グーグルは「プロジェクト・サンルーフ」の新展開として、全米50州の屋根や屋上の3Dモデルを構築し、家屋の周りの木を調べ、地域の気候を考慮して、住宅や建築物の所有者が太陽光パネルに投資した場合に得られる発電量を算出した。
中でも特に重要な発見は、調査チームがモデル化したすべての建物のうち、80%近くは、太陽光パネルの設置が「技術的に実現可能」ということだ。つまり米国の建物の80%は、毎年電力を作るのに十分な量の太陽光を捉える見込みがあるのだ。これはかなりよさそうな話だ。グーグルのブログ記事によれば、いくつかの都市について、屋上太陽光パネルの設置拡大がもたらす可能性にも注目している。1位はヒューストン(テキサス州)で、太陽から毎年1万8940ギガワット時もの発電量が得られると見込める(グーグルによれば、1ギガワット時は90世帯分の1年間に電力供給量に相当) …
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