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カネカ、壁面型太陽電池が仮囲いに 半透明と低反射

2018年4月22日

カネカは同社の壁面型太陽光発電システムが、大成建設の手掛ける気象庁虎ノ門庁舎(仮称)・港区立教育センター新築工事の現場に採用されたと2018年4月18日に発表した。作業所の仮囲いの壁面に導入。現場終了まで設置される予定だ。

壁面型太陽光発電システムは、ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)向けに開発した製品で、高い意匠性や窓など開口部での採光性を確保できる。今回、仮囲いの壁面に導入された製品は、「シースルー太陽電池」(合計出力170W)と「低反射カラー太陽電池」(合計出力190W)で、独立電源システムとして構成した。

仮囲い壁面に設置した太陽光発電システム(出所:カネカ)

仮囲い壁面に設置した太陽光発電システム(出所:カネカ)

シースルー太陽電池は、半透明で作業現場の内外からの採光性と視認性を確保できる。低反射カラー太陽電池は、太陽光の反射を抑えたことで都市部の光反射問題に対応した。また、建築物デザインに合わせて複数の色を製品化した。今回は、大成建設のコーポレートカラーをイメージした5色の太陽電池が採用された。

それぞれの仕様は、シースルー太陽電池は出力85W/枚で開口率10%。サイズは1200×988×11mm、重さは30kg。低反射カラー太陽電池は出力17~21W/枚で、サイズは1000×300×69.5mm、重さは5.5kg。

ZEBを実現するには、建築物の壁面への太陽電池の実装が必須となるため、建築物デザイナーの意匠要求に応えられる太陽電池の製品化が期待されている。同社では今後、公共建築物などでの採用実績を増やすとともに、独自の太陽電池製品と設計・工法の提案を強化していくとしている。

(ライター 工藤宗介)

 

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